袋井駅南田端地区

1.9万㎡ 商業施設想定/袋井駅南田端地区は来秋本組合/静岡総合不動産
[ 2017-11-20 7面 ]

 静岡県袋井市の袋井駅南田端商業地区土地区画整理事業で、業務代行者の静岡総合不動産はJR東海道本線袋井駅南側(高尾地区)に建設する商業施設の規模を、平屋建て約1万9000㎡と想定していることがわかった。敷地約6万㎡のうち、2万1000㎡を建築面積に充てる見通しだ。 同社の案によると商業施設は物販をメインに、にぎわいの創出など市民向けの交流スペースも設置する方針だ。併せて対象地の東側に位置する田端東調整池との一体的空間形成を図る。
 袋井駅南田端商業地区土地区画整理事業準備委員会(平出正会長)は2017年度、地権者や地元住民らを対象に説明会を複数回実施し区画整理事業への意見を募る。本組合への移行は18年秋ころを予定している。コンサルタント業務は昭和設計が担当。
 その後は袋井駅南地区まちづくり計画を基に、地区施設1号道路と緑地の整備、地区外水路の築造工事などを実施する見通し。14年6月に策定した袋井駅南地区まちづくり計画で掲げた商業施設が集積するまちづくりを目指す。
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